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2016年3月の記事一覧

健康は歯から

 わが国は世界でも有数の長寿国であり、平均寿命は男性で80歳に限りなく近づき、女性では86歳を超えています。一方で健康寿命もあり、健康寿命と平均寿命の間には8年以上の開きがあります。その8年以上の間は病気や介護が必要であったりします。現在では健康寿命を平均寿命より重要視しています。80歳以上の場合、歯が残っている数が多ければ多いほど健康寿命・平均寿命、共に延びるという有意な統計が出ています。当然のことながら残存歯教が多ければ多いほど、よくかめるからです。よくかむことによる8大効果が報告され①肥満を防ぐ②味覚の発達を促す③発音をはっきりさせる④脳の働きを活発にする⑤歯の病気を防ぎ、口臭を少なくする⑥がんを防ぐ⑦胃腸の働きを促進する⑧全身の体力向上とストレス解消―です。よくかむことによるびっくり効果により、口は健康の窓口になります。
 歯を多く残すためには「もう年だから、お迎えも近いから」などと言われ、そのまま放っておかれる方が多くみられますが、積極的な歯科治療をお勧めします。むし歯の治療も大切ですが、歯を失う原因の第一位は歯周病です。歯周病の治療が最も重要です。歯周病はお口の中の病気だけにとどまらず、全身のさまざまなととろに影響をおよぼします。たとえば狭心症・心筋梗塞・心内膜炎・糖尿病・胎児の低体重、早産・パージャ病・認知症・動脈硬化・がん・肺炎・肥満・骨粗しょう症などです。
 特に歯周病と糖尿病には密接な関係があり、歯周病がよくなると糖尿病もよくなる、反対に糖尿病がよくなると歯周病もよくなる結果が出ています。当然ながら歯周病が悪化すると糖尿病も悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化します。歯周病のセルフチェックができる表があります。ご自身でセルフチェックをしてください。
 口腔ケアをしっかりして生涯現役。性欲結構、家族や友人と楽しく生活し、地域活動などにも積極的に参加され、充実した毎日を送り、今まで以上にお口の健康を守り健やかな生活を送ってください。お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることです。
 皆さんも歯みがきで心と体の健康を保ちましょう。健康は歯から口から笑顔から。



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歯周病セルフチェック票.pdf  (PDF形式:670KB)