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プレスリリース 11月3日 岐阜県歯科医師会が「歯と健康の県民フォーラム」で「8020達成者表彰式」「麻木久仁子さんによる講演会」を開催
11月3日、ホテルグランヴェール岐山で、「人生を美味しく楽しむために!」をテーマに、
「第29回歯と健康の県民フォーラム」を開催した。県民を中心に170人が参加。「8020達
成者」を祝い、タレントの麻木久仁子さんが「人生100年時代、一生元気で生きるために」と
題し講演した。
午前10時から行われた式典で、近藤万知・岐阜県歯科医師会専務理事(歯と健康の県民フォー
ラム実行委員会委員長)は開会の辞を述べた。次に、阿部義和・岐阜県歯科医師会会長はあいさ
つで、①「8020運動」の歴史②歯や口の健康が全身の健康につながること③ぎふ・さわやか
口腔健診④国民皆歯科健診―などを説明。「本フォーラムが県民の皆さまの心と口腔の健康の保持
増進に寄与することを祈念する」と述べた。
「8020達成者表彰式」に移り、80歳までに20本以上の歯を維持している人で、特に優
秀な公益財団法人8020推進財団理事長賞10人、岐阜県歯科医師会会長賞50人が表彰さ
れ、名前が読み上げられた。被表彰者を代表して足立裕彦さん(各務原市・80歳・男性)は、
「自分の歯で何でも美味しく食べることができている。戦争中で食料の少ない中、丈夫な体に生
んでくれた母と、戦後の食糧難に健康のためとヤギの乳を飲ませてくれた父に感謝を伝えるとと
もに、80年間『今日の歯垢は今日のうちに』をモットーに、丁寧に歯みがきを続けた自分自身
も褒めてあげたい」と喜びを語った。
※被表彰者は地域口腔保健協議会と地域歯科医師会から推薦された「8020達成者」718
人のうち特に優秀な60人。20人が参加予定で、実際に参加したのは17人。
※高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施が全市町村で始まる令和6年4月から、後期高齢
者のオーラルフレイル対策をより効果的に実施していくため、ぎふ・さわやか口腔健診の健診票
を県下統一様式とし、健診結果のデジタル化を目指す。これにより、県民のさらなる健康維持増
進を図っていく。
午前11時から行われた講演では、麻木久仁子さんから全身・口腔の健康と薬膳を交えた話が
あり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
阿部義和・岐阜県歯科医師会会長
近藤万知・岐阜県歯科医師会専務理事
8020達成者表彰式の模様
タレントの麻木久仁子さん
日本歯科医師会PRキャラクター「よ坊さん」
ブース展示を楽しむ参加者